職業プログラマをすすめる8つの理由

数年前に経済産業省から発表された「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると2030年には約59万人のITエンジニア不足になるらしいです。
ちなみに私が高校生の頃である30年ほど前にも100万人不足すると言われてました。(※1987年の「高度情報化社会を支える人材の育成について」の中で、現状を放置すればシステムエンジニア42万人、プログラマ55万人の計 97万人が不足する「 ソフトウェアクライシス」「プログラマ100万人不足説」とも言われました。)
この時は、その後のバブル崩壊とIT技術の革新で足らないどころか余り気味になったので、今回の経済産業省の発表も将来どうなるかは不明で、人材不足説だけを根拠にプログラマーを仕事とするのはあまり良い判断とは言えません。
そういった背景を除いても魅力のあるプログラマーという職種について私の考えを書かせていただきます。

photo credit: qubodup Cool Syntax Highlighting via photopin (license)

【1】論理的な思考が身につく

 よく言われるのが論理的な思考が身につくことです。
 プログラムは理路整然と命令を記述しなくてはいけません。
 その作業が論理的な思考を自然と生むことになります。

【2】 ITリテラシーが向上する

 この点はイメージしやすいと思いますが、最新の技術や様々なツールを駆使する職種なので自然とリテラシは向上します。プログラマとはユーザ以上にITリテラシを必須とする職種です。

【3】 副業スキルが習得し易い

 副業にはいろいろありますが、有名どころのアフィリエイト等広告表示による収益ですと、単にブログを書くだけではなく、WordPress等をカスタマイズしてSEO対策を講じることができますし、ブログ運営を楽にするツール自作なども可能です。
 アプリ制作のスキルがつけば、AppStoreやGooglePlayにスマホアプリを制作・リリースして収益をあげることもできます。
 また、最近ではクラウドソーシングでソフトやシステム開発を受注することによって収入を得ることもできたりします。
 他にもコンサルや運用サポートなども可能になるでしょう。

【4】 在宅勤務を採用している会社が多い

 IT系企業では在宅勤務を許可している会社が少なくありません。
 打ち合わせもSkype等の無料ツール群で問題なくできる時代なので問題はありません。
 地方在住のエンジニアが都市圏の会社に所属していることなども珍しくありません。
 在宅勤務を希望していなくても、そういった会社では例えば足のケガレベルでの入院なら入院中でも仕事可能な体制がとられており、もしもの時も安心です。

【5】 対人関係が比較的楽

 イメージ通りに比較的内向的な人が多いので飲み会の少ない会社が多い傾向にあります。
 こういった付き合い関連にはドライで、時代も相成って飲み会に強制されることもない所が多いです。
 一方で、顧客はコンシューマ(個人)ではなく法人である場合がかなり多いです。
 この点はかなりポイントが高く、システム化したい法人がターゲットになるのでコンシューマに稀にいるクレーマーや反社会勢力の相手をすることがありません。

【6】 仕事内容によっては高収入を望める

 勤務先や分野、開発プログラム言語等で大きく異なりますが、一部の法人や技術分野では好条件で働ける可能性があります。
 また、労働時間とのバーターになりますが、残業も多く高収入が得られる可能性もあります。
 ただし、2019年4月から順次施工される予定の「働き方改革関連法」で残業代はあまり見込めなくなります。
 

【7】 システムエンジニアよりは将来性がある

 プログラムをある程度経験すると、通常システムエンジニアにステップアップすることになると思います。
 しかし、このステップアップには注意が必要です。
 システムエンジニアになり設計作業のみを行い、プログラミングから疎遠になる可能性があります。
 昔のように言語が固定された状況では特に問題はないのですが、開発手法が多様化された現在はいろいろ問題があります。
 複数の開発言語を利用してシステム開発するのも多いですし、各々の言語のバージョンアップも頻繁です。
 フレームワークやライブラリも年々新しいものが発表される現在では、プログラミングに疎いシステムエンジニアは生き残れなくなっているのが現実で、開発現場ではトンチンカンなことを言っているシステムエンジニアも増えています。
 プログラマーをメインの仕事にしていても、設計ぐらいはできるようになりますし、下手な情弱システムエンジニアよりはまともな設計をできるプログラマーが増えています。


【8】フリーランスへのステップ

 プログラマとしてある程度のスキルがつけば、フリーランスとして活動することが可能です。
 私も既に18年間フリーランスとして活動しています。
 私の場合は平日9時ー18時は大きめのプロジェクトにSESで参加し、まずは安定した月収入を維持したうえで、平日夜や土日作業として小規模システムを受注するように心がけてやってきました。
 「休みは?」という声も聞こえてきそうですが、休日作業は常に受注しているわけではありませんので大丈夫です。
 そうそう都合の良い仕事もないですし、無理に受注しなくてもSESで生活は維持できるので、あくまでおいしい案件の話があったときのみボーナス代わりにしているだけです。
 私が思うに、フリーランスで働く最大のメリットはお金や時間よりも、技術を選んで仕事ができることです。
 時代の流れを予測し、エンジニアとして生き残れるように職歴をデザインすることが重要です。

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