ヤマト運輸の値上げに対する7つのモヤモヤ

2017年10月1日に宅配便最大手のヤマト運輸は個人向けの運賃を平15%値上げしました。
運賃の全面改定は実に27年ぶりだそうです。
そんなヤマト運輸の値上げから二ヶ月経過しました。
個人的にはそんなに発送することはないので、直接的な影響はないです。
しかし、この値上げにはとてもモヤモヤしたものが残ります。

値上げの背景

そもそも、なぜヤマト運輸は値上げしたのでしょうか?
ニュース等で報道されていたので知っている人も多いでしょう。
値上げの背景は結局のところ、
「荷物量が増加し、ヤマトの配送現場がパンク状態になった」
につきるでしょう。
ドライバーの確保や、荷物量の抑制の為の値上げなのは間違いないでしょう。

モヤモヤ1:Amazonが悪者!?

春先から話題になったヤマト運輸の値上げ騒動。
矢面に立たされたのは通販最王手のAmazonでした。
配送数が多い上、契約した配送料が少ない。
Amazonの急成長でヤマト運輸の現場がパンクしている。
それを知っていた上で契約したのはどこですか?
そもそもAmazonは佐川急便がメインで配送していたのですが、同じ理由で撤退。
その後にダボハゼのように飛びついたのがヤマト運輸。
ヤマト運輸が飛びつかなければ、佐川急便も条件面で交渉できたかもしれません。
佐川急便クラスがギブアップしてしまうような状態を契約したのは誰なんでしょう?

モヤモヤ2:再配達が大変や配達時間帯が集中する件

個人宅への配送で再配達が発生してしまうのは現状の社会ではどうしても避けれないでしょう。
共稼ぎも増えましたし、子供も学校に行っています。
今や個人宅は無人が多いのです。
しかし、会社はどうでしょう。
荷物量の8割は法人と聞きます。
法人で不在はレアケースではないのでしょうか?
話を戻すとそんな再配達を申し訳なく思い、利用者は時間指定をするのです。
そして指定時間は夜になるのは必然です。
どうせ、日中いない可能性があるので、個人宅への配送は12:00~24:00のみ配送とかにすれば集中は緩和できる気もするのですが。。

まぁそういったことは利用者側の勝手な意見なので無視してもいいと思うのです。
しかし、モヤモヤするのは
「まるで再配達させる利用者が無神経にさせている」
みたいな言われ方です。。

モヤモヤ3:ヤマト運輸へ同情の声

「日本の宅配サービスは世界的に見ても優れている」
「そのしわ寄せは宅配業者が背負わされている」
「再配達の費用は利用者が負担すべきだ」

こんなのが世論から出てきた意見。
モヤモヤします。。
過剰ともいえるサービスと価格で優位に立ち、競合会社を駆逐した後、通販会社躍進の一翼を担い、従来小売店をも駆逐。
結果、さらなる通販会社躍進につながるというスパイラルを生み出したのは誰なんでしょう?
同情すべきは、潰された「中小の運送会社」や、「小売店」ではないでしょうか。。
自らの戦略を推進し、結果が思ってたのではないからといって被害者面するのはおかしくないですかね。。

モヤモヤ4:値上げは法人から個人だけでいいのでは?

ヤマト運輸側から意見をそのままとらえて考えれば、
値上げは通販会社分だけでいいのではないでしょうか??
「個人→個人」や「法人→法人」で値上げは必要でしたか?
特に法人なんで不在もレアだし、複数個口だし、言われる値上げの要因が見えません。

モヤモヤ5:サービス残業の件は関係ないでしょ

この話題に一緒にでてくる「ヤマト運輸の残業代未払い問題」。
まるで「Amazonやわがままな利用者のせいでサービス残業が増えた」みたいな流れがあります。
仮に原因はそうであっても、残業代を払わない理由にはなりません。
モヤモヤがMAXです(^^;)

モヤモヤ6:「情報戦巧者」のヤマト運輸

第一報の日経新聞あたりからモヤモヤするんですよね。。
なんか、世論操作臭くて・・・
でぇ、ググってみたら下のような記事が散見されました。

宅配業界の問題が世間を賑わせているが、「アマゾン=ヤマト危機の原因」という構図が世に広まれば広まるほど、ヤマトがもうひとつ抱えている「爆弾」から世間の目がそれていく。その爆弾とは、「横浜」だ。

ですよね。
これはある意味でモヤモヤが晴れました(^^;)

モヤモヤ7:ヤマト運輸と佐川急便

私GGeeはシステム開発の傍ら、ネットショップを運営してた経験があります。
試験的な意味合いが大きかったのですが、思いの他、好調で忙しくて倒れそうになりました(^^;)
そこで利用していたのは佐川急便です。
中規模ショップで月5,000程度の発送だったので両者とも価格は同じでした。(それでも今思えばかなり安かった)
佐川急便を利用してた理由は、佐川のサービスがいいからではなく、ヤマト運輸を避けたからです。
なんかヤマト運輸って暗くて鈍くさい感じの人が多いんですよね。。
単に荷物を運んでもらうだけでなく、集荷やイレギュラー対応なんかもあるので、ビジネス会話が成立する方を利用してしまいます。今でも佐川急便のセールスドラーバーはいつも汗かいて走っているを見かけます。
一方、ヤマト運輸はおとなしいというか・・・うーん。。
「文化系のヤマト運輸」VS「体育会系の佐川急便」の構図ですかね。

回りくどく書きましたが、言いたいのは
「ヤマト運輸は生産性が低くないですか?」
ってことです。

なんかそういったのを価格に転換されているようでモヤモヤします。

まとめ

つらつら書いてきましたが、結局は市場を握った者の勝ちと言うことで。
その点では「ヤマト運輸は一流企業です」。

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